Webアプリケーション 卒業生インタビュー

【卒業生インタビュー#11】

こんにちは!

KADODE Academy広報部です!

第11回目の卒業生インタビューはFさんにお話を伺います!

それではよろしくお願いいたします!

ーーまずは自己紹介をお願いします!

こんにちは!KADODE Academy卒業生のFです!

前職では中学校で国語の先生をしておりました!

現在はエンジニアとして「要件定義」という業務を担当しております。

本日はよろしくお願いいたします!

ーーエンジニアになろうと思ったきっかけを教えてください。

大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、一言で言うなら「未来ある子どもたちの『今』を大事にしたいから」です。

教員時代は業務が多忙で子どもたちと向き合う時間がなかなか取れず、周りの先生方も同じ悩みを抱えていました。

そこで、「先生方をサポートするシステムを作れば、もっと子どもたちと向き合う時間が増えるのではないか」と考えたのがきっかけです。

子どもたちを取り巻く大人たちを支えることで、間接的に子どもたちの成長をサポートしたい、そんな思いからIT業界への転職を決意しました。

ーー全くの異業種に転職するということに対して不安はありましたか。

もちろん、不安はありました。

「未経験から本当にエンジニアになれるのか?」という技術面での不安や、「教育業界の知り合いが多い中新しい業界でやっていけるのか?」という環境面での不安もありました。

しかし、その不安を一つひとつ解消しながら学習を進めたことで、今では新しい環境に少しでも馴染めたかなと感じています。

ーー現在の業務について教えてください。

現在は要件定義という業務を担当しています。

「エンジニア」と聞くとパソコンに向かってコードを書いているイメージが強いかもしれませんが、要件定義は「クライアントの要望をシステムに落とし込む作業」です。

例えば「目玉焼きを作る」という指示があった場合、半熟なのか固焼きなのか、調味料は何を使うのか、これらを明確に定義しなければ、シェフとお客さんの間で齟齬が生じてしまいますよね。

要件定義では、プログラムを書くために必要な機能や条件、画面デザインなどを詳細に文書化します。

この定義をもとに、プログラマーが実際にコードを書いてシステムが完成します。

ーー要件定義のやりがいはなんですか?

要件定義の魅力は製品やシステム全体に関わることができる点です!

エンジニアの仕事は、一人ですべてを作り上げるのではなく各担当が連携して一つの成果物を完成させます。しかし、要件定義はその全体像に最初から携わることができます。

そのため、システムや製品に対する愛着や達成感が非常に大きいことが要件定義のやりがいだと感じています。

ーー前職の経験が生きた場面はありますか?

はい。あります。

学校の先生は授業を計画する際に「どうすれば生徒にわかりやすく伝えられるか」を常に考えます。

これは要件定義の仕事にも通じる部分で、プログラマーに向けて要件定義書を作成したり、プレゼンしたりする際に、相手にわかりやすく伝える力が非常に役立っています。

ーーカリキュラムが現在のお仕事に役立っていることはありますか?

それももちろんありました。

特に「わからないことを聞く力」は現場でも非常に大切です。

もちろん自分で調べることも重要ですが、行き詰まったときに適切に質問する力を身につけることができました。

また、現在はコードを書く立場ではありませんが、学習中にプログラミングを学んだことでプログラマー目線で要件定義を考えられるのも大きな強みだと感じています。

ーーカリキュラムについてお伺いします。受講はスムーズに進められましたか?

はい。スムーズに進められたと思います。

というのも、私は大学で教員免許を取得する際に情報教育について学んでいたので、予備知識がある程度あったのもあり、躓くということはなかったように感じます。

しかし、カリキュラムの内容だけをやっていれば必要な知識がすべて身につくというものでもなく、カリキュラム内に登場する用語や、カリキュラム内で使用するツールの使い方が分からなければ都度調べたり講師の方に質問したりしながら進めていく必要があったと思います。

ーー受講中躓いた時どうしていましたか?

課題を進める中で、解決しないエラーや想定外の動作に苦労することがありました。

その際は、講師の方に相談したり同期の頑張る姿に刺激を受けたりして乗り越えました。

また、学習中は「無理をしないこと」も大切にしていました。

目標を立てることも重要ですが、体調がすぐれない日や気分が乗らない日はON/OFFを切り替えることで、効率よく学習を続けられました。

ーー講師やメンターの対応はいかがでしたか?

講師の方には、カリキュラムで分からないことがあると都度ご連絡していました。リアルタイム質問会の都合が合う日はバーチャルオフィスで画面を一緒に見ながら相談したり、深夜でも休日でもチャットなら気兼ねなく質問できたので、時間やタイミングを選ばず相談できるのはよかったです。

メンターの方に関しても進捗を褒めて頂けたりですとか、一緒に自分の将来の姿を探っていただけたことがモチベーションの維持につながりました。

ーーどんな方がエンジニアとして必要とされていると思いますか?

エンジニアとして必要とされているのは、「コミュニケーション力がある人」だと思います。

技術力はもちろん重要ですが、エンジニアの仕事は一人では完結しないことがほとんどです。

「わからないことがあれば質問する」「周囲と連携して仕事を進める」、これができる人は、エンジニアとして必要とされる存在だと思います。

ーーエンジニアを目指して学習している人に向けて一言お願いします!

「未経験でもエンジニアになれる」というのは本当です!

しかし、ただカリキュラムをこなすだけでは十分ではありません。

「エンジニアになった後にどうなりたいか」を考え、その目標に向けて努力を続けることでモチベーションを維持しながら学習を進めることができると思います。

ありがとうございました!

Fさんの子どもたちを支えるシステムを作りたいという思い、そして未経験からエンジニアになった努力の過程が伝わるインタビューでした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

次回の更新もお楽しみに!

KADODE Academy広報部でした!

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