陽春のみぎり、皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度、当社は特定非営利活動法人日本サプライマネジメント協会(本社:東京都港区、代表理事:久原 勇作、以下「日本ISM」)と提携契約を結び、世界で活躍する購買・調達・サプライチェーン分野の核となる人材を育成するためのプログラムの提供を開始いたします。
パートナーシップ締結の背景
東日本大震災やコロナ禍において発生したサプライチェーンの混乱と途絶により、現在、グローバルサプライチェーンは様々なリスク要因に常に直面しています。
サプライチェーンのグローバル展開が進む中、各企業が事業拡大を図るためには、購買・調達・サプライチェーン領域を戦略的に牽引できるグローバル水準の中核人財が不可欠です。日本においてはこうした人財が充足しておらず、諸外国と比較して遅れをとっているため、人財育成は喫緊の課題となっています。
この問題解決に貢献するため、当社は日本ISMと提携し、グローバルにこの分野で力を発揮できる人財育成プログラムの提供を始めます。このプログラムは「CPSM資格」の取得を目指すものです。
「CPSM資格」の概要
1974年、米国ISMは世界初となる購買の専門資格、C.P.M. (Certified Purchasing Manager) を創設しました。この資格は米国において購買・調達・サプライチェーン分野の専門知識と実践力を示す最も権威ある認定の一つとして認識されています。
購買・調達を取り巻く環境の急速な変化に対応するため、購買・調達の教育内容を刷新・拡充し、2008年に新たにCPSM (Certified Professional in Supply Management) が設立されました。
現在、この資格は北米・ヨーロッパをはじめ、インド・中国・韓国などのアジア諸国でも資格保持者への求人ニーズが高く、行政機関や民間企業から『購買のプロフェッショナル』としての証明として高く評価されています。
グローバルビジネスを展開する企業にとって、この資格保持者を育てることは、国際競争において優位性をもたらすと考えられています。
本カリキュラムの特徴
1:日本人向けの教材による学習ができる
本カリキュラムで使用する教材は日本語を主体とした解説内容となっています。
「CPSM資格」の試験は現在 英語・中国語・韓国語 いずれかでの受験が必要ですが、日本語での学習により、正確な知識の習得が可能となります。
また、日本ISM監修による唯一の日本人向け公式教材であり、本カリキュラム専用に開発されました。
2:eラーニングによる個人のペースに合わせた学習と充実したサポート体制
PCやスマートフォンを使用したeラーニングにより、時間や場所に制約されない学習環境を提供します。
さらに、専門講師による充実したサポートを受けられ、学習中の疑問点を速やかに解決できる体制を構築しています。
これにより、受講者は不安なく学習を進め、効率的に理解を深めることができます。
- 使用教材サンプル
- 時間・場所・デバイスを選ばず受講可能
詳細
- 提供開始日:2025年4月2日(水)
- 受講期間:開始日から1年間
- 受講形式:eラーニング + 講師サポート
- 受講料:300,000円 (税別)
※経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」認定済み。本助成金により、最大70%キャッシュバック(諸条件有り) - 申込方法:下記フォームよりお問い合わせください。
各代表者コメント

株式会社KADODE 代表取締役社長 田中 翔
KADODEは、「最高の門出をすべての人へ」というミッションを掲げ、あらゆる人が学習を通して自らの可能性を拡げ、新しいキャリアへの一歩を踏み出せる社会の創造を目指してまいりました。この度、日本ISMとの業務提携を通じて、CPSM資格取得をサポートする新たなプログラムの提供が実現いたしました。 調達・購買・サプライチェーン領域は、今後一層の専門性とグローバル対応力が要求される分野です。企業の継続的発展を支える人材育成の重要性は、ますます高まっていくでしょう。本プログラムを通じて、実践に役立つ知識を備え、世界的視野で問題解決に挑むプロフェッショナル人材の育成を目標としています。 キャリアの変革期にある方や、専門分野でさらなる成長を目指す方々にとって、このプログラムが確かな「新たな出発点」となることを深く願っております。
特定非営利活動法人日本サプライマネジメント協会の概要
SCMプロフェッショナルの世界最大級ネットワークであるISMならびに欧州アジアの学術機関および協会と相互協力し、国際的に認知され活躍するSCMプロフェッショナルの育成とキャリア支援、SCMマネジメントおよび関連マネジメントに関する先端知識と最新情報の提供、企業・組織のグローバルSCM構築支援を通じて、日本経済の発展と進化に貢献することを使命・目標としています。
URL:https://ismjapan.org/
特定非営利活動法人日本サプライマネジメント協会 代表理事 久原 勇作