こんにちは!
KADODE Academy広報部です!
第9回目の卒業生インタビューは、Sさんにお話を伺います!
本当に未経験からエンジニアになれるの?エンジニアになった人って、一体どんな道のりを歩んできたの?新たなキャリアに挑戦するには、壁や葛藤がつきものですよね。
今回お話を伺ったのは、地方銀行からセキュリティ会社勤務、営業職を経てエンジニアへ転身したSさん。エンジニアを目指すようになったきっかけから、プログラミング学習中に大変だったこと、どのように壁を乗り越えたのかまで、ヒントになる考え方をたくさん教えていただきました!
これからエンジニアを目指す方、今まさに学習中の方はぜひ最後までご覧ください。
ずっと文系だったSさんが、未経験からエンジニアへ転身した理由とは?
これまでのご経歴と、現在の業務内容を教えてください。
私は前職では人材派遣会社の営業職に就いていました。それ以前も、地方銀行やセキュリティ会社での勤務経験があります。
現在はエンジニア・プログラマーとして業務管理システムの開発プロジェクトに携わっていて、設計や開発、テストなども幅広く行なっています。
異業種であるエンジニアへの転身を決めたきっかけは何だったのでしょうか。
私は学生時代からずっと文系で、エンジニアのような理系の職業はあまり考えていませんでした。しかし、前職の営業職から転職を考えた際に同じ業種に進むのではなく、心機一転、新しいキャリアに挑戦したいと思うようになりました。
エンジニアを目指したきっかけは大きく2つあります。1つ目は、母がスマホアプリで楽しみを見つけているのを目にし、誰かを喜ばせるものを作りたいと思ったことです。2つ目は、友人がフロントエンジニアとして働いている姿を見て、楽しそう・自分もやってみたいと感じたことです。
それに加えて、IT業界はこれから成長していく分野でもありますし、プログラミング言語を若いうちに学んだほうがいいと考えたこともあり、思い切って転職を決意しました。
大事にしているのはマインド「続けていけば成果は出る」
SさんはIT未経験からの挑戦ということでしたが、エンジニアになるまでに不安に感じた場面や、苦労したことはありましたか?
未経験であることや、エンジニアになれるかどうかの不安はあまりなかったです。
これまでにもいくつかの業界・業種を経験する中で、最初は「わからない」「無理かも……」と思っていても、継続することでできるようになった場面が何度もありました。なので、どちらかというと「できる」「挑戦してみたい」という気持ちが強かったです。
もちろん、初めてプログラミングを学ぶ際には壁にぶつかる場面もありました。学習していたJavaという言語はそもそも難しい言語だと言われていて、コードを書いてもどうしても動かない時には落ち込みましたね……。
壁にぶつかった時の対処法や、うまくモチベーションを維持するコツを教えてください。
モチベーションが下がった時は、一度立ち止まって「いずれ解決できるようになるだろう」という前向きな気持ちで向き合うようにしています。実際に、学習中にわからなくて手が止まってしまった時でも、1週間後にコードを書き直したらうまく動いたこともありました。自分なりにリフレッシュを挟みながら続けていけたのが良かったと感じます。
現場でも、先輩エンジニアに「どうやったらできるようになりますか?」と聞くと、「続けていればできるようになるよ」と言われることが多いです。
経験を積むほど着実に成長できる仕事でもありますし、現役のエンジニアはそういった前向きなマインドを持っている人が多いのかもしれません。
講師には質問・相談など、コミュニケーションを取りやすい環境でしたか?
はい、とてもコミュニケーションを取りやすい環境でした。
講師の方にチャットで24時間質問できるだけでなく、MetaLifeというバーチャルオフィスを利用すれば、直接会話して質問することもできます。
私の場合、口頭で質問できるとその場で解決することが多く、細かいニュアンスも伝えやすいので、MetaLifeをよく活用していました。講師の方からも、MetaLife上で「困っていることはありませんか?」「いつでも質問してくださいね」と必ず声をかけていただけて助かりました。
また、講師の方は全員現役のエンジニアで、実践的な書き方や様々な視点からのアプローチを教えてもらえたので、幅広い知識を得られたと思います。わからないことがあっても、臆せずに質問すれば必ず解決できる環境だと感じました。
講師とは別に「メンター」がいるとお伺いしましたが、どんなことをお話しされましたか?
メンターには、今後どうなりたいかという将来の目標や、学習ペース、モチベーションについて相談していました。講師の方には話しにくい私生活も含めてアドバイスをもらえるので、非常に良い制度だと感じています。私も、学習をどのように進めるかを具体的に相談していました。
また、仕事に関する話やモチベーションに関する悩みも幅広く話すことができました。
AIが発達しても、現場で活きるのはコミュニケーション力
実際にプロジェクトに参画してから、学んだことが活きたと感じられる場面はありましたか?
もちろんあります。学習中はJavaを学んでいましたが、現在のプロジェクトではVB.netを使っています。言語自体は異なりますが、講師の方に教えていただいた書き方を応用して問題を解決できたことがあり、「KADODE Academy」で学んだ実践的なスキルが活きていると感じました。
また、プロジェクトでは前任者のコードを見たり、修正を加えたりする機会が日常的にあります。学習中に複数の講師から幅広い書き方を学んでいたおかげで、そういった場面でも柔軟に対応できていると感じています。
未経験からエンジニア・プログラマーになるのにハードルを感じる方も多いと思いますが、どんな人がこの仕事に向いていると感じますか?
少し抽象的ですが、コミュニケーション能力のある人が向いていると思います。
ここでいうコミュニケーション能力というのは、設計書に書かれている内容を相手の意図通りに正確に理解し、書ける力です。相手の意図を正確に読み取る力や、わからないことがあればきちんと確認し、質問できる力は現場ではとても重要だなと感じます。
さらに、上流工程に進むにつれてお客様とのコミュニケーションが増え、調整力も必要になるので、そういったスキルを持っている人はより求められますね。
近年AIが発達していますが、コミュニケーションを通じて相手の意図を読み取り、要望に応える力は人間にしかできない部分だと思うので、今後もこの力はますます重要になると考えています。
最後に、「未経験だけれどエンジニアになりたい」と考えている方にメッセージをお願いします!
未経験からエンジニアを目指す方に伝えたいのは、現場に出るまでの学習習慣が非常に重要だということです。私自身も、実際に現場に入ってからその習慣が活きているという実感があります。一人ひとり、自分に合った継続できる学習法を見つけてほしいなと思います。
また、繰り返しになりますが、エンジニア・プログラマーは今後もますます求められる職業です。やればやるほど経験が積まれていくので、「続けていればできるようになる!」というマインドで、ぜひチャレンジを続けてください!
ありがとうございました!
素敵なきっかけからエンジニアになられたSさん!
強い原動力と「続けて行けば成果は出る」のマインドで、エンジニアとしてどんどん成長していってほしいです!
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回の更新もお楽しみに!
KADODE Academy広報部でした!